【京大臨床統計家育成コース③】修士1年前期の振り返り

 2022年8月26日(金)、前期の授業が一区切りしました。一息つく間もなく、あっという間に過ぎ去った1年前期でした。当初は自身の研究も進める予定でしたが、そんな余裕はありませんでした。


 1年前期は、以下の単位数、授業を選択しました。

・MPH(社会健康医学修士)コア領域必修:7単位/10単位

・医学基礎必修:0単位/6単位(うち2単位は認定済)

臨床統計家育成コース必修:9単位/19単位(残りは1年後期)

・課題研究:0単位/4単位(2年次必修)

・自由単位:3単位/要件なし

修了要件(「2022年度 社会健康医学系専攻シラバス」より引用)


 昨年所属していた修士課程は1年次から研究がメインでした。一方で臨床統計家育成コースは1年次は授業の受講がメインです。内容も易しくはないので、理解し課題をこなすのが大変でした。特に数理統計学の内容を理解し、次の授業で解答を発表する演習がきつかったです。同期の2人の支えもあってなんとかやりきることができました。


 臨床統計家育成コースは京大SPH(社会健康医学系専攻)のコースの1つです。上で示したように、統計学だけではなく社会健康医学(公衆衛生学)を広く学ぶことができるのが特徴です。また京大SPHには社会人経験を有する学生が多く、授業で議論したほとんどの方が私よりも年上でした。特に医師のバックグラウンドをもつ学生と議論する機会が頻繁に設けられているので、臨床統計家として働く上で大変貴重な経験になっていると思います。京大SPHの素晴らしい環境で学修できることに感謝して、今後も勉強と研究に勤しみます。



ざくざくごはん騎西健太 #29