【京都①】五山送り火2022
2022年8月16日(火)、京都五山送り火が行われました。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大以降3年ぶりの全面点火でした。例年、8月16日午後8時ちょうどに「大文字」が点火され、続いて8時5分に「妙法」、8時10分に「船形」、8時15分に「左大文字」、8時20分に「鳥居形」が点火されます。
五山送り火マップ(京都五山送り火連合会「京都五山送り火とは」より引用)
今年は午後7時ごろから京都市内は雷雨に見舞われ、午後8時ちょうどの「大文字」点火はかないませんでした。しかし保存会をはじめとする方々の尽力で、雷雨がおさまってきた8時すぎには「大文字」が点火されました。私の自宅は京都市左京区にあるため、窓から大文字が見えました。初めて見る大文字は圧巻でした。
そもそも五山送り火は、お盆で現世に迎えたご先祖様を浄土へ送るために行う伝統行事らしいです。私は昨年に母方の祖父、今年に入って父方の祖母を亡くしました。お盆に実家に帰って供養できなかったので、せめて五山送り火とともに浄土に送りたいと思いながら大文字を見ていました。あの世で見守っていてくれることに感謝しつつ、祖父母に恩返しができるように日々を過ごそうと決意を新たにしました。
ざくざくごはん騎西健太 #27
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